沖縄市では、1945年(昭和20年)9月7日に沖縄市(旧越来村)の森根にて行われた「降伏調印式」の日を「沖縄市民平和の日」としています。毎年の8月1日から9月7日は「平和月間」です。この間に様々な平和月間プログラムが行われます。
沖縄市観光物産振興協会でも平和学習を行っている団体として、毎年恒例の平和月間中にパネル展を行いました。このパネル展では当協会が実施しているまち歩きプログラムについて紹介しています。毎年、多くの修学旅行生が沖縄市を訪れ、まち歩きガイドツアーに参加していただいております。戦後から今に繋がる生きた平和学習を行っています。

 

会場にお越しいただけなかった方のためにパネル展の内容を少しご紹介いたします。
コザの街を歩くことで、基地共存してきた街を知り、沖縄の未来と平和を考えるきっかけになればと思います。
テーマ「After1945基地の街 コザから見る沖縄」

 

まち歩きは、地域の魅力を再認識するために、全国的な取り組みとして行われています。そして、沖縄市のコースは一つに、中心市街地である商店街を中心に歩きます。

 

【ゲート通り】

沖縄市には58ヵ国の外国人が住む国際的な環境で伝統文化と異文化が混ざりあって独特な「コザ文化:ちゃんぷるー文化」が生み出されました。ゲート通りには地域独特の雰囲気あるお店が立ち並んでいます。横文字の直書き看板などを見ると沖縄ではない何処か異国に迷い込んだ錯覚に陥いります。

【ヒストリート】

基地の街、戦後沖縄の縮図として形容される沖縄市。 沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートでは戦後へ復帰を見つめなおすことを目的とし、当時の写真やモノ資料を展示しています。

【嘉手納基地って?】

嘉手納米軍基地の全貌が見えるビュースポットから広大な敷地を有する基地と沖縄市の住宅街を対比。

【中央パークアベニュー・ゴヤ市場・一番街アーケード・パルミラ通り】

コザの商店街は異国情緒が溢れている。昭和の雰囲気ただよう老舗から、新たにオープンしたお店など、まさにちゃんぷるーな街。

 ドルが使えるお店も多く点在しています。

 

まち歩き体験した学生さんの感想とガイドさんからのメッセージ

【クイズコーナー Q&A 】

かつてのコザの写真をご紹介。

さて、この写真は昔のどこでしょうか。

(写真をクリックして答えを見ましょう)

コザの平和学習は沖縄の平和学習の主流である「過去を知る平和学習」と違って、「基地との共存」を体感して、平和の新たな意味を学習していただくプログラムとなります。

 

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