【沖縄市What !】プラザハウスで琉球古典芸能をきがるに楽しむ「えん」

沖縄市にあるプラザハウスショッピングセンターでは、若手の古典芸能演者が演舞をおこなう「琉球古典芸能〜えん」を月に一度行っています。

口コミなどでじわじわと人気が出て今では毎月見にくるかたも。
敷居が高いイメージのある古典芸能ですが、無料で本格的な演舞が楽しめると人気なのです。今回はこの「えん」はどのなような経緯で公演になったのかあわせてご紹介します。

まずこの「えん」とはどういった集団かと言いますと、

「 琉球古典芸能 えん 」は
芸能集団でも、ユニットやチームでもありません
プラザハウスで行われる宴(企画)とそこに関わる人を指します。
見る人 と プラザハウス と 演じる人 が揃って えん です。 ・・・

https://www.facebook.com/notes/1098429567288844/

となっています。
先日は琉球新報でも取り上げられていました。

芸大生有志、琉球古典芸能を毎月実演 プラザハウスで4年目 固定ファンも
2021年5月9日 15:10ー琉球新報 芸能
 【沖縄】沖縄市のプラザハウスショッピングセンター(平良由乃社長)で、毎月開催されている琉球古典芸能を学ぶ県立芸術大有志による実演イベント「えん」が、今年で4年目を迎えた。4月25日は2階モールで開かれ、三線と琉舞の熱演に温かい拍手が送られた。…続きを読む
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1318268.html

記事によりますと、昨年一時中断していたもののなんと今年で4年目ということでもっと気軽に古典芸能に親しむいい機会かと思いました。また演舞を観ることで、若い演者の方たちの励みになるようで。私達が観るだけでも若手の演者の育成に関われているというのも嬉しいですね。

演目はその時々のようです。Facebookでは演者の方たちの本番を終えての感想なども読めるので、観終わった後も余韻に浸れ、また次回の楽しみにつながります。

さて、この「えん」の意味は五つあるようで公式ページによると

5つのえん
「演」 のべる。芸能などを行ってみせること。

「艶」 情趣が感ぜられるさま。
    しゃれて趣であるさま。優雅な美。

「縁」 ゆかり。人と人とのつづきあい。
    何らかの関係があること。

「援」 ひっぱる、引き寄せる。たすける。

「宴」 うたげ。酒食を設け、
    歌舞などを楽しむこと。

とありました。
素敵な五つの縁ですね。新聞記事でも、会場となるプラザハウスさん、OBの方の支援、演者の熱意など本当にえんがつながっているなと思いました。

次回の開催は6月27日を予定しています。


第32回 琉球古典芸能えん

https://www.facebook.com/events/3020108678270915/?ref=newsfeed

(写真はFacebookのページより)

開催日:2021年6月27日(日曜日)
時間:14時開演
場所:PLAZAHOUSE Shopping Center プラザハウス 2階

1954年創業のプラザハウスショッピングセンター。歴史と人が集う空間で沖縄の先人たちが残してきた「芸」や「心」をみなさまと共有する時間
自分たちの言葉で解説、実【 演 】し
【 艶 】やかな沖縄伝統の踊りと音楽で
【 縁 】のある皆様をおもてなししたい。
それはたくさんの人の支え、応【 援 】があってことできる。
そんないくつものえんで【 宴 】を
【 14:00 開演 入場無料 】
■協力
PLAZAHOUSE Shopping Center プラザハウス
〒904-0023
沖縄県 沖縄市久保田3丁目1-12
■出演
新垣勝裕(歌三線)、津波古考太(歌三線)、吉満楓立(歌三線)、横田鈴奈(琉球舞踊)、鹿股小夏(琉球舞踊)

※写真は琉球新報通信員、岸本健さんからご提供いただきました。

Scroll to top