今週は当協会が企画した体験型平和学習まち歩きプログラムの案内スポットである沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートをご紹介いたします。

【沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート】

沖縄市の戦後史を肌で感じられる貴重な資料がギッシリ詰まる!

ゲート通り沿いにある沖縄戦の公式な終結から沖縄市誕生までをテーマにした展示館。ここに来たら、戦後、アメリカ文化と融合しながら個性的な街として発展を遂げてきた沖縄市の歴史・文化を直に肌で触れながら学ぶことができます。
1階は写真や資料の他、リアルに再現されたセンター通りのジオラマやAサインバーを再現するコーナーなど、展示物がズラリと並んでいます。2階は企画展示室とレファレンスルームを常設。ベトナム戦争の写真や戦時中から戦後の生活道具などの展示をはじめ、当時発行された沖縄市や沖縄関連の書籍などが閲覧できます。

ヒストリーの外観

センター通りを再現したジオラマ(現在のパークアベニュー)

Aサインバーのカウンターを再現したコーナー

戦後の沖縄で使用された生活道具展示コーナー

【コザ暴動50年記念企画展】

『コザ暴動』を考えるーあれから50年ー

ヒストリート2F・企画展示室では、通年各企画展を開催しております。
現在は 「『コザ暴動』を考えるーあれから50年ー」をテーマにした企画展が行われています。
米兵が起こした人身事故をきっかけに、コザのまちで、住民が米国人車両を焼き払った1970年のコザ暴動。県内外はもちろん世界中をも震撼させた事件から、早や半世紀。「コザ暴動」ではリーダーがいなかった、死者が出なかった、略奪がなかったという三つの特徴があります。
ヒストリートではこれまでの成果を踏まえながら、さらに事件の全体像に迫るべく、コザ暴動の「その後」に焦点を当てた企画展を開催しております。
事件が沖縄市や沖縄県の「その後」の歩みにどのような影響を与えたか、一緒に考えてみませんか。皆さまもぜひ足を運んでいただきたいです。

◆企画展名:令和2年度企画展「『コザ暴動』を考えるーあれから50年ー」
◆開  期:令和2(2020)年10月13日(火)~ 令和3(2021)年1月31日(日)
◆開  館:火曜日~日曜日 午前10時~午後6時
◆休 館 日:毎週月曜日、公休日(11/3、11/23、12/29~1/3、1/11)
◆開催場所:沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート2F 企画展示室
【お問い合わせ】
沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート
電話:(098)929-2922

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