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コザの琉球王国物語

【沖縄市What!】コザの琉球王国物語~首里の出城はコザにあった!?

今回のブログは、読み物として更新です。

【みんなの観光協会】という、全国の観光協会や観光施設の団体が登録しているサイトで、色々な情報があつまり面白いのですが、その中で当協会も登録し、「沖縄市自体を知らない」方に向けて、記事を更新しています。

今回は、歴史もの!

沖縄市が誇るグスク、「越来グスク」を中心に記事を更新しました。

初めて、沖縄の「グスク」という言葉を知る方や、琉球王国の歴史はさっぱりな方も、読めばなんとなく詳しくなった気分になれる記事を書いています!初めての琉球王国の歴史記事が、「越来グスク」だったら…と考えると、胸が熱くなりますね。

越来グスクは、国の名勝「アマミクヌムイ」に2019年に追加登録され、記念講演会も行われていました。今回は、こちらは割愛して書いています。初めての方にはちょとハードルが上がってしまうかなと思いまして…。日本の歴史には登場しない言葉が多いですからね。

「アマミクヌムイ」とは?という記事が、沖縄市の広報誌に掲載されていましたので、こちらをぜひご参照ください。
https://www.city.okinawa.okinawa.jp/userfiles/oki005/files/POV-201909/2-3.pdf

当時の新聞などで掲載された記事リンクです。

【動画あり】沖縄・今帰仁村今泊のフクギ屋敷林と集落景観が重要文化的景観 国の文化審議会が答申
2019年6月22日
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-940773.html
越来グスク 国指定名勝に追加 文化庁調査官講演-琉球新報ローカルblog
2019年11月19日
http://local.ryukyushimpo.jp/e11327156.html

更新した内容は、2ページに分けて更新しています。


みなさんこんにちは。

沖縄市観光物産振興協会です。

もう今年も10月なりました。
日中は、真夏と変わらない暑さの沖縄ですが、そんな沖縄も朝晩は若干、過ごしやすくなってきました。

真夏の夜の独特な湿度が和らいできています。10月の平均的な日の出は6時30分頃。日の入りは18:30頃と昼と夜がちょうど半々の季節になってきました。

涼しくなると増えてくるのが「まち歩きガイド」の申し込みです。

コザまちまーい
http://koza.ne.jp/machimai/

1回目夏の風物詩エイサーについて(沖縄市)
2回目コザってどこ?Where is KOZA?こざってぬ〜やが

について紹介しましたが、第3回目の今回はぐっと時代が遡り琉球王国時代です。

沖縄市の琉球王国時代のお話です。


農村から商業都市へ

ここで少し、現在までの沖縄市の移り変わりを。

戦前までは、沖縄市はのどかな農村地帯で越来村と美里村に別れていました。
沖縄市は、戦後できた街で「沖縄市」という名前は市民からの公募で決定しました。
つまり、戦前はなかった地名なのです。今回は「越来村」の王国時代の紹介です。

キャンプコザ建設中 撮影場所:1945年キャンプコザからみるコザ周辺(沖縄県公文書館所蔵)

越来村は正確には戦後すぐ1946年から1956年まで越来村でした。米軍基地嘉手納基地があり、本格的な基地建設が始まると沖縄中から仕事を求めて県内の主要な米軍基地の周辺には人々が集まります。また、基地内に自宅や土地を接収された人々も、帰ってきています。

空前の軍作業のお仕事ブームです。
その頃、基地の建設のために沖縄で主流だった木造建築ではなく台風に耐えられるコンクリート建築が盛んとなり圧倒的に人も技術も足りませんでした。

アメリカ軍は本国より技術者を呼び寄せます。また、沖縄から近いフィリピンからも英語が話せると言うことで沖縄にやってきます。彼らは技術者で沖縄の人より高い給金で雇用されていました。

なので、基地の周辺の建物の雰囲気が、アメリカと東南アジア混じったまさにチャンプルーな雰囲気の街となりました。

コザの街並み 場所:1960年12月コザの商店街(沖縄県公文書館所蔵)

人が集まると物が集まります。
沖縄市は戦前までは8000人ほどの村だったのが、復帰の直前1970年には58,658人まで増えていました。現在は、約14万人の人口となり、現在は県下第二の都市となっています。

沖縄市(越来村)にお城があった!

琉球王国は、1429年(宣徳4年・永享元年)、第一尚氏王統の尚巴志王の三山統一によって琉球王国が成立したと考えられています。これまでは、三山時代と呼ばれる地方豪族が、それぞれ自分の地域に要塞兼拝所である城(グスク)を作っていました。黒潮が島の横を流れており、交易は盛んな小国。廃藩置県まで450年間、琉球王国として存在していました。

そんな中、越来グスクが誕生します。(グスクとは沖縄のお城の呼び方です)
実は、築城の正確な年代はわかっていませんが15世紀頃と言われています。

琉球王国以前のグスク時代という時代の終わりには、北の北山、浦添を中心とした中山、糸満を中心とした南山に分かれており、中山が琉球王国を首里に置くと、時の王尚巴志は七男の尚泰久に越来グスクを与え、尚泰久は越来王子として居城していました。越来グスクはいわゆる首里の出城のような存在だったことが伺えます。

越来城は中部地域の要所となり、住んでいる人は王位継承権のある人、王族に近い人、などが住んでいました。

三山時代は、意外ではありますがここ沖縄も戦国時代でした。
いつ、城が取られるか攻められるか。要塞化していた城の構造として有名なのが北部にある今帰仁グスクがあがります。

その北山に睨みをきかせていたのが越来グスクで、三山が統一された後も北山の残党に動きに目を光らせる必要がありました。

越来グスク跡公園 場所:越来グスク跡公園

当時の越来グスクは現在よりもさらに高い場所にあったと言われ、沖縄本島の東西を見渡し、かなり遠くまで景色が広がっていたそうです。

そんな役割を持ち、また周辺にも大小ある豪族の建てたグスクも多く、東には勝蓮グスク、王の忠臣となった護佐丸の築城した座喜味グスク(のちに中グスクへ移動)があり、不安定な時代を見守ります。

尚泰久が入城する頃には既にあった越来グスク。もしかすると15世紀以前からあった可能性もあるお城です。

実は、越来グスクは城跡公園としてずっと整備はされていますが、地元の沖縄市の人でも知らない人がいたりします。
時代に忘れられてしまったお城でした。

戦後の復興が落ち着くと、越来グスクは城趾公園として整備されます。そして拝所も整備され現在は、地元の方達が散歩をしたりゲートボールをするなどとてものんびりとした雰囲気の公園となっています。


お城をとりまく琉球王朝絵巻

越来グスクには、琉球王国時代の中でも有名な「尚泰久王」が王子時代に住んでいたお城ということで、存在も華やかです。

また、尚泰久の娘で美女と謳われた百度踏揚(ももとふみあがり)は、初め勝蓮グスクの阿麻和利に嫁ぎ、その後夫が滅ぶとその時武勲をあげた武将の大城賢雄の妻になり、賢雄とともにこの越来グスクに住むことになります。

琉球王国は第一尚氏と第二尚氏の時代があり、この二つの王統に血縁関係はありません。
そう、クーデターが起きたのです。

第一尚氏側で武勲をたてた賢雄も、逆臣として追われる立場に。百度踏揚は弟が落ち延びた先へと避難。賢雄は越来グスクを出て、協力者と体勢を立て直そうとするも及ばず、越来グスクに地理的に近い知花グスクへ逃げるもそこで焼かれてしまいました。

第二尚氏王統になると、王となった尚円の弟尚宣威が越来王子として居城。尚円が逝去すると尚宣威が次期王として首里に上がりますが、なんと国王の神託を受ける儀式の日に、まだ幼い尚円の子尚真が王の神託を受けます。

失意のうちに越来に戻るも、グスクには戻れず近くの殿内に住んでいましたが、なんと半年後に亡くなるのです。

睨んでいた北山の動きも落ち着き、中央集権を進める第二尚氏の琉球王国の中で、越来グスクは徐々にその役目をを終えていきます。

尚宣威王の墓 場所:沖縄市 尚宣威王の墓

ざっと書いても、盛りだくさんのストーリーです!
特に、尚泰久は万国津梁の鐘を作り、国の内外に琉球王国の重要性と未来を描いたことは有名で、現在の沖縄でもこの「万国津梁」(世界中の橋渡しをする重要な場所)をキーワードにしています。2000年に開催されたいわゆる沖縄サミットも、名護市に作られた「万国津梁館」で行われました。

また、尚泰久が居城する以前からも琉球史には「◯◯を越来王子とする」という記録が残っており、築城は15世紀とありますがおそらく、それよりもっと古くからグスクとして存在していた可能性があるのです。
そんな歴代の王の中でも、有名な王様となる人が住んでいた場所が越来グスクなのです。

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【沖縄市What!】 ~MV篇~MVの中のコザ

☆沖縄市KOZAフィルムオフィス実績紹介 第二弾!今回は『MV』篇
皆さんが知っているあの有名なアーティストさんも沖縄市で撮影をしている!…かも?

今回の沖縄市What!はコザフィルムオフィスが担当します!

普段目にしている有名なアーティスト、カッコイイ風景だったりスタジオだったり。海外風の青い海が出てくると最近はほとんどが沖縄での撮影です。また、街の風景やどこかのセットのような部屋に、意外と「コザ」が写っていたり。。。

YouTubeなどで何万回と再生されているMVの中に見つけるコザの風景、まだ気が付いていない人も案外多いと思いますので、今回の紹介MVでチェックしてくださいね。


①宮本浩次『昇る太陽』

エレファントカシマシのVo.&Gt.を務め、2019年にソロ活動を開始した宮本浩次さんのソロ1stシングル。
詞・曲・編曲を宮本浩次さんが自ら手掛けたパンチロックで力強い楽曲となっています。
静かな入りの中に映える芯のある歌声、サビ入りの想いがこもっていることを感じさせるかすれ声など、歌唱力や歌詞は勿論の事、MVで見える宮本さんの表現力も楽曲の力強さを助長させていますので、是非MVも合わせてご視聴して頂きたい楽曲です!

撮影場所:中央パークアベニュー、トリップショットホテルズコザ
公開年月日:2019年7月12日
YouTubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=vVidXfHDsjs

トリップショットホテルズ・CENTRAL
撮影場所: Tripshop Hotels  Koza ・CENTRAL

トリップショップホテルズ・セントラル
撮影場所:Tripshop Hotels Koza ・CENTRAL

②Lucky Kilimanjaro『エモめの夏』

2014年に結成し、2018年にメジャーデビューを果たしたLucky Kilimanjaroさんの6thシングル。
作詞を熊木幸丸(Vo.)さん、作曲をLucky Kilimanjaroのメンバーで手掛けた、Lucky Kilimanjaroさん史上初となる夏シングルの内の1枚です。
夏のラブソングでありながら、山麓を流れる清流のような爽やかで穏やかな曲調であり、ポップなテンポに合う、軽くも浮きすぎない歌声がマッチしています。
MVは日常にありそうな(?)ストーリー仕立てなのも面白く、ミルクの柔らかい色とロケ地の色とが絶妙に溶け込み合いふわふわとしている一方、中央マートのカラフルな看板がきゅっと引き締めてくれています。

撮影場所:中央パークアベニュー、プラザハウス、中央マート、他
公開年月日:2020年7月1日
YouTubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=Wj2u4pbpozM

プラザハウスショッピングセンター
撮影場所:プラザハウスショッピングセンター

中央マート

撮影場所: 中央マート

③にしな『ヘビースモーク』

自ら作詞作曲を手掛け、にしなさんの1stアルバム『odds and ends』にも収録されている楽曲。
ゆっくりな曲調かつ甘く柔らかな声色で、酸素のように歌詞が体の中にスッと入ってきます。また、『タバコ』という身近な嗜好品が題材となっているため、情景が思い浮かびやすい方も多いのではないでしょうか?
MVはセピア色で8mmフィルムのような映像となっており、楽曲と合わせて聞いていただくことで様々な考察ができます(タバコの煙で色褪せているのでしょうか?それとも彼が置いていった、消し切れていないタバコが燻っているのでしょうか?)。
今回以前にアコースティックギターverも投稿されています(アコギ一本だからこその楽曲も素敵ですよ)ので、雰囲気の違いを聞き比べてみるのも楽しいかもしれません:)

撮影場所:沖縄市 コザ(MV制作者さんの意向により明確な場所のご紹介は控えさせていただきます)
公開年月日:2021年3月31日
YouTubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=uidm-GLH9Co
アコギver:https://www.youtube.com/watch?v=0Z2GaGTHt4A

ボーリング場屋上
撮影場所:沖縄市内 ボーリング場屋上

近隣の場所 レトロカフェ天地堂

④Official髭男dism『I LOVE…』

TBS 火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌を務めた、Official髭男dismさんの4thシングル。
藤原聡(Vo.&Pf.)さんが作詞作曲を手掛けた、愛の本質を歌う楽曲。緩急のある音楽隊の演奏と、耳馴染みの良いリズムに上乗せされた力強くも儚い歌声が魅力的です。
スクロールで場面転換する一部映像にご協力させて頂きました。楽曲視聴の傍ら、宝探し感覚でどのシーンにコザが映っているのか探していただけると幸いです。
(ヒントは①よく目立つ『P』、②道路でハイタッチをする場面です。②の場所は、地元民でも気づきづらい場所ではないでしょうか?)

撮影場所:ゲート通り沿い屋上、一番街周辺路地
公開年月日:2020年1月15日
YouTubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=bt8wNQJaKAk

Official髭男dism
撮影場所:ゲート通り付近 一般住宅屋上

ゲート通り紹介https://www.kozaweb.jp/featurePages/show/40

⑤ORANGE RANGE『HEALTH』

結成20周年を迎えたORANGE RANGEさんが公開した、20周年突入後最初の楽曲。
楽曲ごとに様々なジャンルを取り入れるORANGE RANGEさんが今回目を付けたのは『エクササイズ』!
急きすぎず、緩すぎないテンポのお陰で無理なく続けられそうですよね。
本楽曲で #レンジとシェイプアップ して美ボディーを手に入れる日は近い!!…かも?
(☆TikTokでも随時エクササイズを公開している模様!?)

撮影場所:中の町公民館、コザ運動公園 トレーニング室
公開年月日:2021年6月30日
YouTubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=vwD2Qf6kqG8

コザ運動公園
撮影場所:コザ運動公園

さすが、地元を知り尽くした撮影場所だな、と感心しちゃいます


今回はここ2~3年の間にご協力させて頂いた、著名なアーティストさんをPick Upさせて頂きました!皆さんがご存じのアーティストさんはいらっしゃったでしょうか?
映画に並び、沖縄市では今回ご紹介したMV以外にも様々なMVに携わらせて頂いております!
楽曲もさることながら、是非MVにも注目してご視聴して頂けると幸いです!

次回のテーマは食べ物系!皆さんお楽しみに!!!

沖縄市観光物産振興協会では、公式サイトにて沖縄市を楽しんでもらうコラム「沖縄市What!おうちで沖縄市」を更新中です。

沖縄市の気になる話題、スポットをご自宅に居ながら沖縄市を楽しんでもらえればと、毎週金曜日に更新しています。

ぜひ、次の沖縄旅行の際は「沖縄市」で過ごすプランの参考にしてくださいね。

沖縄市観光物産振興協会 公式サイト

沖縄市観光物産振興協会OCTPA

沖縄市の観光情報はこちら!沖縄市観光情報ポータルサイト

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